菅窪鹿踊(すげのくぼししおどり)は、本物の鹿に見立てた鹿頭をかぶり、野生の鹿の勇壮な動きを舞う芸能です。
その昔、茨城県の霞ヶ浦に武甕槌ノ尊(たけぬかつちのみこと)が降り立たれたとき、先住民が野に火を放ち、尊を亡き者にしようとしたところ、突如、無数の鹿が現れて水に入っては体を濡らし、火中を駆けめぐり、それをくり返して火を消し止めたという。尊はこれにいたく感銘し、鹿踊を創始されたそうな…。
菅窪流では鹿踊と剣舞がすばやく交互に入れ替わりながら舞うことに特徴があります。角に塗られた金箔が炎できらめきながら躍動する姿はダイナミックな感動を与えてくれます。