地理・沿革

2015年7月31日

村の地理

位置

 岩手県沿岸北部に位置する本村は、南と西側は岩泉町に、北側が普代村に接し、東は太平洋に面しています。東西に約17km、南北に14kmほどあり、面積は156km2余りです。東経141度53分、北緯39度56分。

地勢

 北上山系のなだらかな起伏が、海岸に近づくに従い変化が激しくなります。名勝の北山崎や鵜の巣断崖は200m前後の絶壁となって海に落ち込み、太平洋に向かって東西に延びる谷々が大地を深く切り刻んでいます。平地は16%足らずで、ほとんどが山林です。

気象

 村のほぼ中央を南北に走る国道45号を境に、西側は内陸型、東側は沿岸型の気候に分けられます。ヤマセ(冷たい北東風)など海の影響が強いのも特徴です。宮古や久慈地方とも気象は異なり、年間雨量は約l,000ミリ。初霜は10月下旬、遅霜は4月下旬頃です。

沿革(近代編)

 明治22年4月、田野畑、沼袋、浜岩泉の3村が合併し、現在の田野畑村が誕生しました。
 昭和40~50年代には槙木沢橋・思惟大橋の開通、国道45号全線改良、三陸鉄道開通と交通基盤が整備され、さらに平成18年には「三陸北縦貫道路」の一部が整備され、思案坂大橋が開通しました。
 現在、住民と行政の「協働」、そして「人・環境・安心・交流」の4つの視点による村づくりを進め、総合計画の基本目標である「人と自然が輝き 心ふれあう創造の村・たのはた」の実現に向けた取り組みを推進しています。

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