第2回 伊藤シェフ監修の「村産食材たっぷり給食の日」を開催しました。
第2回 伊藤シェフ監修の「村産食材たっぷり給食の日」
開催日 平成27年7月10日(金)
仏料理「ロレオール」オーナーシェフの伊藤勝康シェフが学校給食メニューを監修し、田野畑食材をふんだんに使った給食を給食センター調理員と一緒に作ります。田野畑の子供たちに田野畑産食材の良さを解ってもらおうと始めたもので、第2回目となります。
今回は、素材を提供していただいた生産者のこだわりや生産現場の声も聞いて学習するキャリア教育を行い、生産者の方々と一緒に給食を食べることとしております。
■生産者に学ぶキャリア教育実施
給食の前に全校生徒が集まり、伊藤シェフや食材生産者の方々のお話を伺いました。
【伊藤シェフ】
海のもの、山のもの食材がいっぱいあります。
食材のいいところを引き出すのが、料理人の
仕事で生産者がいないとできない職業です。
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【㈱甘竹田野畑:金澤工場長】
国内の合鴨生産量の約半分を田野畑村で
生産しています。
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【㈱フォレスト:中嶋氏】
ビタミン、カルシウムが豊富な木耳の生産により
自前の商品開発をして売って行きたい。
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【田野畑村漁協:田野畑氏】
キタムラサキウニが主流で雄、雌があり雑食である。
お盆前くらいまでが口開けとなります。
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【ブロッコリー生産者:佐々木氏】
ブロッコリー、大根、人参、キャベツ、ミツバを生産しています。
海外実習生を受け入れていますが言葉が通じず、英語の
必要性を痛感しています。
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生産者の皆様方からは、食材の知識や工程、苦労話など色々な話をお聞きしました。
■村産食材たっぷり給食
今回の取組は、伊藤シェフが田野畑産食材の良さを学校給食を通じて田野畑の子どもたちに理解してもらいたいという ことから始めました。村では価格や流通、加工の問題からなかなか給食で提供できなかった食材を村の6次化協議会で生産者から購入し、給食に提供できるよう に支援しています。
当日のメニューでも、田野畑牛乳や人参・玉葱・いんげん・ねぎ・生ウニ・塩蔵わかめ・合鴨肉・トマト・ブロッコリー・じゃがいもなど多くの村産食材が使われています。
【当日の給食メニュー】
・田野畑牛乳
・きびごはん
・サフラン風味ウニのスープ
・合鴨肉のデミグラスソース
煮込み
・野菜の付け合わせ
・グレープフルーツ
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