大宮神楽(県指定無形民俗文化財)

大宮神楽(県指定無形民俗文化財)  わが国にはいろいろな種類の神楽がありますが、山伏修験者が信仰の山を求め旅し、高野山などのような霊場にて舞を演じたという「山伏神楽」に由来するのが「大宮神楽」(おおみやかぐら)です。
 大宮神楽は、大宮権現の獅子頭を奉じ、かつては正月の3日、および6月15日の例祭において大宮神社で舞われ、また村内を巡業し、夜遅くまで熱のこもった舞がくり広げられました。
 現在は依頼に応じる昼神楽が主となっています。人々の健康を祝福し、厄を祓う願いのこめられたこの神楽には多くの演目があり、また、芸風が古い形態を保ち、きわめて貴重であることから1993年(平成5年)岩手県無形民俗文化財に指定されました。

お問い合わせ 田野畑村教育委員会
住所:〒028-8407 岩手県下閉伊郡田野畑村和野278
TEL:0194-34-2226
FAX:0194-34-2155
【大宮神社】

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