ナラ枯れや松くい虫被害にご注意ください
2018年10月9日
①ナラ枯れ被害とは
ナラ枯れとは、カシノナガキクイムシによって病原菌が樹体に持ち込まれ、通水障害が生じ枯死に至る病気です。
今年になって村でもナラ枯れ被害が確認されていることから、被害が拡大する可能性もあります。
■特徴
- 夏に葉が褐色に変色する
- 根元に大量の木くずが発生する
- 樹幹に2mm程度の穴が多数空けられている
※大径木の被害が多く、岩手県では、カシワ、コナラ、ミズナラ等のナラ類で被害が発生しています。
ナラ枯れ被害に要注意!.pdf(644KB)
②松くい虫被害とは
松くい虫とは、松枯れの原因となる「マツノザイセンチュウ」を運搬する「マツノマダラカミキリ」のことをいいます。
松の樹体にマツノザイセンチュウが侵入して増殖すると通水障害が生じ松が枯れてしまいます。
マツノザイセンチュウは、マツノマダラカミキリに附着して、周辺の松林等に拡散していきます。
■特徴
- 被害に遭った年の秋以降に葉が赤く変色する
- 枯れの進み方は、木の先端から下へ、下枝から上へ、また木全体が一度に枯れるなど一定ではありません。
- 幹を傷つけたり枝を折ったりしても、その傷口からは「やに」が全く出ません。
林野庁ホームページ: http://www.rinya.maff.go.jp/j/hogo/higai/matukui.html
ナラ枯れ及び松くい虫被害の疑いがある樹木を発見した際は、下記お問い合わせ先までご連絡をお願いします。
お問い合わせ
産業振興課
電話:0194-34-2111