青森県藤崎町（友好都市）

　青森県津軽平野のほぼ中央に位置する藤崎町。町域には山岳・原野がなく、農業に適した肥沃な土壌に恵まれています。津軽平野の中では比較的温暖な気候で、水と緑に囲まれた豊かな自然が四季折々に彩りを添えるなど、変化に富んでいます。

　誰もが知るりんごの品種「ふじ」は、藤崎町で生まれ、日本のみならず海外でも親しまれ、世界で最も多く生産される品種となっています。

藤崎町のりんご（画像提供：藤崎町）

　藤崎町との交流は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災を機に始まりました。同年8月、藤崎町教育長が、村の子供が精神的に不安を感じているだろうと案じ、本村教育長を介して田野畑小学校の児童を藤崎町に招待いただいたことから交流が生まれ、平成27年4月29日に友好都市を締結しました。

　東日本大震災後に田野畑小学校の児童を招待していただいて以降、毎年小学生交流事業が行われており、平成24年からは、隔年でお互いの町村を訪れ、各種体験や交流を通し、友好を深めています。

　両町村の産業イベントでは、特産品の相互出店やステージ出演などの交流が広がっています。

　東日本大震災後には、数々の支援物資や藤崎町の皆さまからのたくさんの義援金をいただいた他、職員派遣と復興に向けた多くのご支援をいただきました。

　藤崎町のおいしいものが好きなふじ丸くん。羽が生えていますが、飛ぶことはできません。

　ツナマヨが好きなジャン坊くん。体の周りから飛び出している湯気が特徴です。

ふじ丸くん[左]とジャン坊くん[右]（画像提供：藤崎町）

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