帯状疱疹ワクチン予防接種費用助成のお知らせ
2024年4月1日
村では令和6年4月から帯状疱疹ワクチン予防接種を希望する50歳以上の村民を対象に、接種費用の一部助成を行います。
接種期間
令和6年4月1日から令和7年3月31日
※対象期間より以前に受けた予防接種は対象となりません
対象者
満50歳以上の方
※必ず50歳になってから、接種をしてください
助成額
※生涯に1回のみの助成となります
使用するワクチン | 接種回数 | 助成金額 |
---|---|---|
生ワクチン | 1回 | 4,000円 |
不活化ワクチン | 2回 | 4,000円×2回 |
村診療所で接種する場合
- 事前に診療所へ予約ください。(☎33-3101)
- 接種金額から4,000円差し引いた額を窓口でお支払いいただきます。
村外の医療機関で接種する場合
- 事前に接種を希望する医療機関へ予約ください。
- 医療機関で料金を全額お支払いただきます。
- 接種後に下記の物を持参し、保健センターに申請ください。
申請に必要な持ち物
- 印鑑
- 領収書
- 接種したことが証明できるもの(予診票・接種済証等)
- 振込先の口座がわかるもの(通帳等)
※医療機関によって、使用するワクチンと接種料金が異なりますので、必ず事前に確認・予約をしてから受診してください。
ワクチンの特徴と副反応
ワクチンの種類 | 生ワクチン (乾燥弱毒生水痘ワクチン) |
不活化ワクチン (乾燥組換え帯状疱疹ワクチン) |
---|---|---|
回数 | 1回(皮下注射) | 2回(筋肉内注射) |
発症予防効果 | 50~59歳 69.8% 60~69歳 64% 70~79歳 41% 80歳以上 18% ※1 |
50~59歳 96.6% 60~69歳 97.4% 70~79歳 91.3% 80歳以上 91.4% ※2 |
特徴 | ・1回で接種が完了する ・不活化ワクチンより安く接種できる ・免疫の持続期間が5年間程度 |
・予防効果が生ワクチンよりも高く、免疫の持続期間が9年以上 ※3 ・生ワクチンと異なり、免疫低下の方も接種可能 |
主な副反応 | 発赤(40%以上) 搔痒感(20%以上) 熱感、腫脹、疼痛、硬結(10%以上) |
接種部位の疼痛(50%以上) 発赤、筋肉痛、疲労(30%以上) 腫脹、頭痛、悪寒(20%以上) 発熱、胃腸症状(10%以上) |
※1 ZostavaxのSPS・STPS・LTPS試験(50歳代はZEST試験)
国内での有効性について試験を行っていないため、本質的に同じワクチンとされているZostavaxの試験結果から引用
※2 Shingrix-Zoster-006・022試験
※3 Shingrix Zoster-049試験
帯状疱疹の症状
- 帯状疱疹は子どもの時に感染した水痘のウイルスが原因で起こります。
- 皮膚症状が出てくる2~3日前から痛みやかゆみが出てきます。1週間程度経過すると、水疱が多く出てくるようになり、発熱、頭痛などが出現するようになります。
- 帯状疱疹は、72時間以内に治療を開始することがすすめられています。治療が遅くなることで、長期間痛みが残る帯状疱疹後神経痛になる可能性があります。
接種を受けられない人
- 接種当日、明らかに発熱のある人(37.5度以上)
- 重篤な急性疾患にかかっている人
- 今までに水痘ワクチンまたは帯状疱疹ワクチンに含まれる成分でアナフィラキシーを起こしたことが明らかな人
- その他、医師が不適当な状態と判断した場合
予防接種を受けるにあたり、担当医師とよく相談しなくてはいけない人
- 心臓血管疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患がある人
- 予防接種で接種後2日以内に発熱、発疹、じんましんなどのアレルギーと思われる異常が見られた人
- 過去にけいれん(ひきつけ)を起こした人
- 過去に免疫不全の診断がされている人及び近親者に先天性免疫不全症の方がいる人
- 水痘ワクチンまたは帯状疱疹ワクチンでアレルギーを起こす可能性のある人
- 【水痘ワクチンのみ】明らかに免疫機能に異常のある人、免疫抑制をきたす治療を受けている人
- 【帯状疱疹ワクチンのみ】血小板減少症や凝固障害がある人、抗凝固療法をしている人
お問い合わせ
健康福祉課
電話:0194-33-3102