義経北行伝説:その3
2015年8月7日
義経の北行伝説
義経を討ち取った首は40日の後、鎌倉の頼朝のもとに届けられますが、炎暑の復路、それは腐ってしまっていて判別がつかない…。こんなに時間がかかるはずがない。頼朝は策略を感じ、「義経は生きている」と確信。そして、さらなる追討の命を発したのです。
頼朝から差し向けられる数々の刺客。義経を狙って、遠野を越え、三陸沿岸を追いかけ北上します。討伐を命ぜられた畠山重忠は義経に対し尊敬の念を抱いてい た人物。義経を射程にとらえたとき、「当たらないように」と念じて放った矢が義経をかすめ松の木に刺さった話はよく知られています。
そして義経は北へと逃亡を続けるのです。