令和6年度 地域おこし協力隊員を募集します

2024年2月20日

募集区分

  1. 酪農に関する活動

 

1.酪農に関する活動

 田野畑村では、豊かな山林と、夏でも天然のクーラー「やませ」が吹く涼しさを生かして、古くから酪農が盛んに行われてきました。
 昭和40年代からは「山地(やまち)酪農」という放牧スタイルに取り組む酪農家も生まれ、現在全国に3戸ある山地酪農家のうち、2戸が田野畑村にあり、そのどちらも日本の山地酪農の草分け的存在です。
 そんな田野畑村の酪農ですが、近年では高齢化や資材の高騰、副収入である子牛価格の低迷などに直面しており、魅力を次の世代へ伝えていくことが大切なミッションとなっています。
 田野畑村の酪農の魅力を肌で感じてもらい、実践しながら全国・世界へ発信していく次世代の酪農家となっていただける地域おこし協力隊員を募集します。

 

主な活動内容

1年目  村内のイベントなどに参加しながら、村民との交流を深め、田野畑村の地理や成り立ち、文化について理解を深めていただきます。
 酪農家から若い牛を預かって育てている村営長嶺牧野と村内酪農家のもとで、牛の扱い方や牧草の管理などの基本を学びます。必要に応じてトラクターなどの免許取得を後押ししますので、酪農家としての基本的なスキルを身につけることができます。
2年目  1年目に広く通っていた酪農家の中から、深く学びたい先輩酪農家を少しずつ絞って、そのスキルを習得しながら更に経験を積んでいただきます。
 また、1年目に得られた人脈を生かしてのイベント開催や、村内の飲食店や事業者とコラボをするなど、加工品としての乳製品の楽しみ方を自由に発信していただきます。
 希望に応じて簿記や農業用機械の研修会などにも参加でき、現場での勉強以外の面でもサポートします。
3年目  酪農家として起業するための具体的な準備を進める時期になります。
 就農者のためには様々な助成制度があるため、村の担当職員と相談しながら最適な制度を活用し、起業後も安心して生計が立てられるような計画を作成していきます。
 任期終了時には、3年間の活動を振り返るとともに、協力隊の任期終了後にどんな酪農家になりたいか、ビジョンを語ってもらう報告会を開催します。

 

応募資格

 次の条件をすべて満たす方

  1. 三大都市圏をはじめとする都市地域等(過疎、山村、離島、半島等の地域に該当しない地域)に現住所を有し、田野畑村地域おこし協力隊として任用後に田野畑村に生活の拠点を移し、住民票を異動させることができる方
  2. 普通自動車運転免許を取得している方
  3. パソコンの一般的な操作(ワード、エクセル、インターネットなど)のできる方
  4. 心身ともに健康で、地域住民と協力しながら、地域の活性化に積極的に取り組む熱意と意欲があり、地域行事等にも積極的に参加できる方
  5. 地域の特性や風習などを尊重し、地域住民と積極的にコミュニケーションを図ることのできる方
  6. 田野畑村のPRのため、取材や写真撮影に積極的に協力いただける方
  7. 任期終了後も継続して田野畑村に定住のうえ就業、起業しようとする意志のある方
  8. 地方公務員法第16条に規定する欠格事項に該当しない方

 

募集人数

 2人

 

募集受付期間

令和6年2月20日(火)から令和6年5月31日(金) ※応募書類必着

 

募集要項等

 

応募と採用の流れ

提出書類

  1. 令和6年度 田野畑村地域おこし協力隊応募用紙
     ※必ず顔写真を添付してください。
  2. 活動目標レポート
     ※3年間の活動目標レポートを作成してください
     ※用紙はA4縦1枚で、横書きのうえ1,000字以内としてください
     ※様式は用意しておりませんので、ご自身で任意に作成してください
  3. 住民票抄本の写し(1か月以内のもの)
  4. 普通自動車運転免許証の写し
  5. 地域おこし協力隊経験者の場合は、2年以上続けて地域おこし協力隊として活動し、かつ、解嘱から1年以内であることが確認できる書類(委嘱状・解嘱状の写しなど)

 

選考方法

1次選考 書類審査により行います。結果は、応募者全員に文書で通知します。
2次選考 1次選考合格者を対象に、田野畑村役場で面接を行います。
日時などは1次選考合格者に通知します。
なお、2次選考に係る交通費、宿泊費などは自己負担となります。
最終選考結果 2次選考終了後、2週間以内に通知します。

 

応募・問い合わせ先

〒028-8407
岩手県下閉伊郡田野畑村田野畑143番地1
田野畑村企画観光課  地域おこし協力隊募集担当者宛て

お問い合わせ

企画観光課
電話:0194-34-2111