地域おこし協力隊員の募集期間を延長します(放牧型酪農・山地酪農に関する活動)

2023年4月10日

募集区分

  1. 放牧型酪農・山地酪農に関する活動

 

1.放牧型酪農・山地酪農に関する活動

 田野畑村では、昭和40年代から、放牧型酪農の山地酪農を実践する酪農家が牧畜を行い、放牧地を利用した酪農とオリジナルブランドの生乳販売を行なってきました。
 山地酪農の生産販売の特徴は、①年間を通じての放牧、②村内の草地での自給飼料の全量確保、③化学肥料・農薬類の無使用、④独自の生乳のブランド化と乳製品加工、⑤各戸への配達・販売、⑥消費者との定期的な交流…があげられ、SDGsを先取りした持続可能な酪農経営を実践しています。
 一方、放牧面積1ヘクタール当たり、成牛では1.5頭まで、素飼料は100%自給が前提など、多くの生産規定を設けていること、独自の乳製品の配達販売を行っていることなどから、経営面積の拡大や担い手の確保などが課題となっています。
 このことから、地域おこし協力隊の制度を活用し、放牧型酪農・山地酪農の普及、担い手・後継者の育成に取り組む隊員を募集します。
 任期中は田野畑山地酪農牛乳㈱及び放牧型酪農・山地酪農の酪農家の現場作業、乳製品の製造販売に従事していただきます。
 任期終了後も田野畑村に定住して、田野畑山地酪農牛乳㈱の事業の担い手として、継続して事業参画し、将来的には放牧型酪農・山地酪農を担う人材として活躍することを期待しています。

主な活動内容

1年目の活動  放牧型酪農・山地酪農牛乳の生乳生産、加工・販売、消費までの一連の仕組みについて、実践を通じて理解・担当し、業務にあたり技術を学びます。また山地酪農の歴史を調べ、課題など検討していただきます。
2年目の活動  1年目に続き放牧型酪農・山地酪農にかかる広い範囲の業務にあたっていただきます。また山地酪農に関わる各方面の個人・団体とのネットワーキングを促進し、協働などにより課題解決を図っていただきます。
3年目の活動  引き続き放牧型酪農・山地酪農にかかる広い範囲の業務にあたっていただきます。新たな課題の発掘、新規プロジェクトの発案などを行っていただきます。山地酪農牛乳の消費者ネットワークの発展に尽力していただきます。

募集人数

1人

申込受付期間

2023年4月10日から2023年9月30日

募集要項

 

応募と採用の流れ等

提出書類

  1. 令和4年度田野畑村地域おこし協力隊応募用紙
    ※必ず顔写真を添付してください。
  2. 活動目標レポート
    ※希望する活動について、3年間の活動目標レポートを作成し、提出してください。用紙はA4縦長(1枚)で、横書きのうえ1000字以内としてください。
  3. 住民票抄本の写し(1か月以内のもの)
  4. 普通自動車運転免許証の写し
  5. 2年以上続けて地域おこし協力隊として活動し、かつ、解嘱から1年以内であることが確認できる書類(委嘱状・解嘱状の写しなど)【地域おこし協力隊経験者で地域要件の特例の適用を受ける方のみ】

選考方法

1次選考

 書類審査により行います。結果は、応募者全員に文書で通知します。

2次選考

 1次選考合格者を対象に、田野畑村役場で面接を行います。日時などは1次選考合格者に通知します。なお、2次選考に係る交通費、宿泊費などは自己負担となります。
 ※新型コロナウイル感染拡大の状況により、オンラインでの面接となる場合があります。

最終選考結果の通知

 2次選考終了後、2週間以内に通知します。

応募先

〒028-8407
岩手県下閉伊郡田野畑村田野畑143番地1
田野畑村企画観光課  地域おこし協力隊募集担当者宛て

お問い合わせ

企画観光課
電話:0194-34-2111